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歯科医師の転職理由とは

歯科医師が転職する理由についてまとめました。歯科医師として働くクリニックを選ぶ際のポイントにもなりますので、ぜひ参考にしてください。

歯科医師の主な転職理由

歯科医師が転職する理由は様々です。自分のキャリアアップや開業など前向きな理由もあれば、人間関係や待遇面の不満・廃業といったネガティブな理由も。また、ライフスタイルの変化を理由に転職する人も少なくありません。

転職理由について、細かく解説していきましょう。

キャリア構築

キャリアアップを目的とした転職が、歯科医師の転職理由の多くを占めています。

歯科医師には様々な専門分野があり、特定の専門分野に強い歯科医師になるため専門医の資格取得を目指すこともあります。

専門医の種類は、以下の通りです。

方針の違い

診療・治療方針が自分と合わない職場の場合、転職理由となります。就職当時は納得していても、キャリアを積んだり時代の流れが変わったりすることで考え方が変わることもあるでしょう。

学会やスタディグループへの出席を希望しても認めてもらえない、協力してもらえないとなると、自身のキャリア形成に支障が出ることもあります。

診療方針が合う職場に転職することで、能力やスキルを活かすことができる職場に巡り合える可能性があります。

人間関係

歯科医院は規模が限られており、人間関係につまづくと改善が難しいケースがあります。歯科医院ではチームで治療を行うことも多く、人間関係がうまくいかなければ治療に支障が出る恐れもあります。

人前で叱責されたり怒鳴られたりする、八つ当たりされる、無視される、歯科医師としての仕事をさせてもらえず掃除や事務作業ばかりさせられるといったパワハラやモラハラが起こることもあります。

また、スタッフだけでなく患者とトラブルを抱えるケースもあります。モンスターペイシェントという言葉もあるほど、患者と医師とのトラブルは問題視されています。人間関係の悪化、悩みがあるのであれば、転職することで解決できるでしょう。

長時間労働の発生

病院に勤務する歯科医師は一週間の労働時間が48~52時間程度と、長時間になりがちです。そのため、労働状況の改善を求めて転職を希望する人もいるのです。

最近では、会社で働いている患者を考慮して年中無休や夜間も診療している医院が少なくありません。患者としては助かりますが、歯科医師として働くときには長時間労働の要因にもなっていると考えられます。

また、残業をしてきちんと残業代が支払われれば良いのですが、残業代が出ない「サービス残業」が多い場合も、転職を検討する要因となります。

給与・待遇に満足できない

現在の給与や待遇に満足できず、より高い収入を得るために転職することもあります。最初の就職先を決める際には研修やフォローアップといった教育体制を重視することもありますが、自身の経験やスキルが培って来ればより高い待遇を望むようになるのです。

求められるスキルや経験を持っていれば、転職先で重宝される可能性は十分あります。転職するごとに年収を上げる人も少なくありません。また、社会保険が完備されていないところもゼロではありません。しっかりと福利厚生の充実している職場を探すことも大切です。

開業を目指すため

歯科医師は開業する人も多く、30代では17%を超える人が歯科医院の経営者となっています。50代になると、73.2%もの人が経営者となっており、キャリアを積んだ後は開業するのが一般的です。

将来開業するため、開業して成功するために必要となる高い技術や専門性を得らえる歯科医院の転職や、経営について学ぶことができる歯科医院に転職することもあります。

廃業したため

残念ながら、歯科医院の経営がうまくいかずに廃業してしまうケースもゼロではありません。働いている先を失えば、転職せざるをえません。また、経営は順調でも、自分が勤務医の方が向いている、勤務医に戻りたいという理由で廃業するケースもあります。

歯科医院の開設数は、2003年から徐々に減少傾向にあります。一方、廃業数は増減を繰り返しており、2019年では開設数と廃業数がほぼ同じとなっている状況です。廃業しても、歯科医師としての経験やスキルを持っていれば再就職は十分可能です。

結婚のため

結婚によって引っ越しなどをすれば、今の職場を辞めなければいけないこともあるでしょう。歯科医師は結婚後も仕事を続ける人が多いので、引っ越し先で転職先を探すこともあります。

歯科医師の結婚相手は、歯科医師や歯科医師や歯科衛生士、医師であることが多いというのも特徴です。

出産・育児のため

出産や育児をするために時短勤務や非常勤で働ける職場に転職を希望するケースもあります。現在病院で働いている女性歯科医師の10~21%が給食や離職を経験していること、歯科医院勤務の場合でも育児中に20%以上の人が離職や休業を経験していますが、仕事を継続したいという思いは強くあるようです。

院内保育施設が設置されているところ働くことが出来れば安心ですが、現状ではそこまで数は多くなく将来的な課題となっています。

また、家族の介護を理由に時短勤務を希望することもあるでしょう。妊娠・出産や介護については休業制度があるので、そちらもチェックしておきましょう。

歯科医師が転職で後悔しないために

ここでは、歯科医師が後悔のない転職をするために、事前に知っておきたいポイントを紹介します。

転職を考えた理由を明確にしておく

「人間関係に疲れた」「もっとスキルアップしたい」「育児と両立できる職場を探したい」など、転職のきっかけは人それぞれです。ただ、なんとなく不満がある…という漠然とした状態のままでは、転職先でも同じ悩みを繰り返してしまうかもしれません。

まずは、自分が転職によって「何を解消したいのか」「どんな働き方を実現したいのか」を整理してみましょう。

たとえば、「一人で診療を任される環境がほしい」「自分の考え方に近い院長のもとで働きたい」「子育て中でも無理なく働ける、時短勤務がある職場がいい」…など、なるべく具体的な言葉にして書き出してみると、転職の軸が見えてきます。

自分のスキルや経験を棚卸しする

次に、自分がこれまでどんな経験を積んできたか、どんな分野に強みがあるかを棚卸ししてみましょう。

たとえば、小児歯科での診療経験が豊富、インプラントのオペを任されていた、スタッフのマネジメントをしていた…こうした経験は、転職先での大きなアピールポイントになります。

また、自分がどんな職場で力を発揮しやすいかを知ることで、ミスマッチの防止にもつながります。

条件だけで判断しない

給与や勤務時間、休日数などの条件はたしかに大切です。ですが、それだけを基準に職場を選ぶと、入職後に「思っていたのと違う…」と感じることもあります。たとえば「週休2日」と書かれていても、実際には研修やイベントで休日出勤があったり、「高収入」とあっても、その分長時間勤務が続くケースもあります。

求人票の“数字”だけでなく、「職場の雰囲気」・「院内の人間関係」・「診療の進め方や裁量の程度」といった“見えにくい部分”にも目を向けてみましょう。

自分の診療観と院の方針が合うかどうかを見る

歯科医院ごとに、診療スタイルや理念には大きな違いがあります。自由診療を中心に回転率を重視している医院もあれば、保険診療にじっくり取り組むところもあります。

どちらが正しいというわけではありませんが、自分の診療観とズレがあると、働きづらさやストレスの原因になりやすいです。

院長の考え方に共感できるか、教育体制に納得できるか、患者さんへの対応が自分の価値観に近いか――。

こうした点も、職場選びで大切にしたい視点です。

気になる職場は見学や体験で確認を

「ここ、ちょっと良さそうかも」と思える求人が見つかったら、見学や体験診療の機会がないか確認してみましょう。

実際に足を運ぶことで、スタッフ同士のやりとりの雰囲気、診療の流れやスピード感、患者さんの層や設備の使い方など、求人票だけではわからないリアルな情報が見えてきます。

「思ったより落ち着いていた」「想像以上に忙しそうだった」など、印象がガラッと変わることもあるので、働く自分をイメージするうえでも有効です。

焦って決めない・勢いに任せない

「今すぐ辞めたい」「内定をもらえたから、もうここでいいかも」――転職活動では、そう思う場面もあるかもしれません。

けれど、その勢いだけで決めてしまうと、あとで後悔することも…。

不安や焦りを感じたときほど、一度立ち止まって「本当にここでいいのか」と考える余裕を持ってみてください。「もう少し探せば、もっと自分に合う職場があるかもしれない」そう思い直すだけでも、選択の質はきっと変わってきます。

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