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歯科衛生士の残業事情

歯科衛生士は診療補助だけでなく、事務作業・器具の片付け・院内清掃など多くの業務をこなしています。「定時で帰れると聞いていたのに、実際は毎日残業ばかり…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。また、タイムカードを切ったあとに作業を続ける、いわゆるサービス残業が常態化しているケースもあります。

この記事では、歯科衛生士に残業が多くなりやすい原因や、残業を減らすためにできること、また残業が少ない職場の特徴について紹介します。現在の働き方に不満や不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

歯科衛生士の仕事が残業になりやすい原因

歯科衛生士の業務は幅広く、時間内にすべての仕事を終えるのが難しい職場も少なくありません。ここでは、よくある残業の原因を整理して紹介します。

診療時間の延長

患者数が多い場合や、治療に時間がかかる場合、予定していた診療時間を超えることがあります。特に、急患の対応をしている歯科医院では、診療終了時間が大きくずれこむこともあります。

また、受付時間ギリギリに患者が来院した場合でも対応せざるを得ず、結果としてスタッフ全員の退勤が遅くなってしまうケースも少なくありません。

片付け・清掃業務の負担

診療後には、使用した器具の洗浄・滅菌、ユニットの清掃、院内全体の片付け作業があります。清潔な環境を維持するためには欠かせない業務ですが、人手が足りない職場では1人あたりの負担が大きくなり、終業後も作業が続くことになります。

カルテ記載や事務作業の後回し

診療時間中は患者対応が優先されるため、カルテの記載や物品の発注確認などの事務作業が後回しになりがちです。とくに、予約枠にカルテ記入の時間が含まれていない医院では、診療が終わってからまとめて記載することになり、そのぶん残業が増える傾向にあります。

スタッフの人数不足や業務の偏り

歯科衛生士が受付や事務作業も兼任している職場では、業務の幅が広くなりがちです。また、スタッフの入れ替わりが激しい医院では、慣れないスタッフへのサポートなども必要となり、業務量が増える原因になります。

残業を減らすためにできること

残業の多さは職場の体制による部分もありますが、自分自身の工夫で減らせるケースもあります。ここでは、業務の効率化や負担軽減につながる方法を紹介します。

業務のリスト化で「やること」を明確に

「何から手をつけるべきか迷って時間が過ぎてしまう」という場合には、業務のリスト化がおすすめです。朝の準備、診療後の片付け、清掃、備品の補充など、毎日やることを紙やアプリでチェックリスト化することで、作業の抜け漏れが減り、無駄な動きが減ります。

院内の共有スペースに貼り出すことで、スタッフ同士の分担意識や協力体制づくりにもつながります。

優先順位をつけて業務を整理する

「全部急ぎに見える」「とにかく目の前のことをこなしている」と感じるときこそ、業務に優先順位をつけてみましょう。

このように整理することで、時間の使い方に無駄がなくなり、残業の原因となる「仕事の持ち越し」を防ぎやすくなります。

タイムマネジメントを意識する

出勤後の5〜10分を活用して「1日の予定を把握する」「患者さんの予約状況を確認しておく」といった準備を行うだけでも、1日の流れがつかみやすくなります。

また、診療の合間にできる作業(カルテの下書き、器具の整理など)を把握しておくことで、終業後の作業時間を減らすことも可能です。

仕事量の調整を相談する

「頼まれた仕事を断れず、結局ひとりで抱え込んでしまう」という人は、業務量を見直すタイミングが必要です。

まずは、どの業務にどれだけの時間がかかっているかを把握し、明らかにキャパを超えている場合は、上司や院長に相談してみましょう。提案の際には「これが難しい」というだけでなく、「こうすれば改善できそうです」と具体的なアイデアを伝えると、前向きに検討してもらいやすくなります。

残業が少ない職場の特徴

「どうしても今の職場では改善が難しい…」そう感じたときは、残業が少ない歯科医院への転職を考えてみても良いかもしれません。歯科衛生士の仕事はどこも忙しいイメージがありますが、実際には「定時で帰れる」職場も存在します。転職や職場選びの際には、以下のようなポイントに注目してみましょう。

完全予約制で診療スケジュールが安定している

急患の対応や診療時間のズレが少ない職場は、残業の発生率も低めです。特に完全予約制を導入している歯科医院は、患者数や治療時間がコントロールされており、業務にゆとりが生まれやすくなっています。

予約の間隔に余裕がある職場では、カルテ記入や器具の片付けも診療時間内に済ませやすく、無理なく働ける環境が整っています。

スタッフの業務分担が明確

受付や清掃、事務作業などを歯科衛生士がすべて担う職場では、どうしても業務が多くなりがちです。一方、業務ごとに担当者が分かれている職場では、歯科衛生士が本来の仕事に集中でき、結果として残業も減る傾向にあります。

歯科助手や清掃スタッフが常駐している職場は、分担が徹底されている可能性が高いため、見学時などに確認しておくとよいでしょう。

デジタル化が進んでいて業務が効率的

紙のカルテや手書き書類が多い職場では、どうしても時間がかかりやすくなります。近年では、タブレットや電子カルテを活用して、記録や情報共有を効率化している歯科医院も増えてきました。

業務の無駄が減ることで、作業時間の短縮につながり、残業も起こりにくくなります。

情報共有や協力体制が整っている

スタッフ同士の連携やミーティングが定期的に行われている職場では、「誰かひとりに仕事が偏る」といった問題が起こりにくくなります。

業務状況を全員で共有できていれば、フォローし合いやすく、残業になりそうなときも周囲のサポートが期待できます。

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